2010年6月24日木曜日

有難うと言われたら


凄腕PMのジムから、こんなコメントを聞いたことがありました。
「サンキューって言われて、サンキューって返す人っているでしょう。状況がどうあれ、その返答はおかしいと思うんだよね。それに、ノー・プロブレムっていうのも濫用されてる気がする。有難うって言われたら、やっぱりYou are welcome と応えるべきだと思うんだよね。」
それから私は、明瞭な発音でYou are welcome と言うよう心がけています。

ところで昨夜、クールなオヤジの代表選手ジョージ・クルーニー主演映画、「マイケル・クレイトン」を観ました。ベテランの役者揃い。見ごたえのあるサスペンス・ドラマです。その中で、借金漬けになった主人公が、法律事務所のボスから8万ドルの小切手入り封筒を渡されるシーンがあります。これを受け取る代わりに、関わっている案件から綺麗に手を引くという条件で。封筒を握って立ちすくむ主人公。そこでボスが一言。

“You’re welcome.”

お礼の言葉はどうした、と言わんばかりの決めゼリフ。これ、そこまで緊迫感のない場面で使ったことがあるのですが、結構ウケました。

4 件のコメント:

  1. 原点に返る?
    thank you - you're welcome
    教科書で最初に習う「会話」といってもいいね。
    同じように、中国語では
    謝謝に対して不客気(起だったかな?)
    ようはthank youに対して you're welcomeがある。

    問題はですね、そもそも謝謝(シェシェ)を聞かないこと。
    もちろん要人の公式発言やそういうところには出てきますが知り合い同士で話していてまず出てこない。ついでに、あやまる表現も使わない。
    なんていうと、アメリカに住んでいる中国人からは人種差別発言だ、今すぐ撤回しろ、と言われるが、本土へ行ってみなさいって。言わないもんは言わないんだから。

    いずれにしても、そんないいタイミングでyou're welcomeを使うことは、私にはなさそうです・・・・。

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  2. へ~え。面白いねえ。どうして言わないのかなあ。僕のまわりのチャイニーズ・アメリカンはThank you たくさん言うけどね。日本人もそうだと思うけど、小さい子を連れたアメリカ人がわが子に"What do you say?"と「有難う」を促す場面をよく見かけるよ。中国ではそれやらないんだろうか?人間関係における潤滑油みたいなものだと思うんだけど…。潤滑の必要性を感じてないってこと?

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  3. 十数億人いると、潤滑できないかも(これも差別発言だな~)。

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  4. 十数億…。想像を絶する世界だなあ。「生き馬の目を抜く」競争社会なんだろうね。確かに「潤滑」してる余裕なんかないのかもね。

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