2010年6月10日木曜日
全然クールじゃない英語表現
まわりに見栄を張って無理することを、英語でよく
Keep up with the Joneses.
と言います。字義通りに訳せば「ジョーンズ家のやつらに負けるな」ということですね。アメリカ人が頻繁に使う表現なのですが、この「ジョーンズ家」というのは一体どんな人たちなのか、ずっと気になっていました。で、ちょっと調べたところ、アメリカの新聞で1919年から28年間続いた連載漫画が元だということが分かりました。裕福なエリアに引っ越した作者自身が経験した、近所とのアホらしい見栄の張り合いを描いた作品だそうです。
その一こまを見てビックリ。手塚治虫の「ヒゲオヤジ」がいる!手塚は幼い頃ディズニー作品に感動してミッキーマウスの漫画を模写していたという話があるけど、ヒゲオヤジのモデルがこんなところにいたなんて!
ま、それだけの話なんですが…。
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ようは、どこのだれも、模倣から始まるってことでしょうか。上海万博のテーマソングが、日本の歌手の「パクリ」だということはさんざん「ニュース」になりました。ネズミーランドに、アビバス、ガルティエ、なんでもござれ、です。
返信削除でも日本もそれを言えるようになったのは、最近のことでは?今だって、わけのわからんTシャツやいろんなもんを地下工場でせっせと作ってるよね。
まねから出(いずる)オリジナリティ。
目指したいものです。
格好は似ているけどヒゲオヤジのモデルじゃないのでは。
返信削除片やおどおどした執事風、片や下町の頑固親父風、ですので。
それはそうと、世の中の営みはほとんど全て模倣がベースにあると思われます。大事なのは模倣と猿真似の違いを知るということではないでしょうか。
そうだね。プロの作家の多くが名文を書写することで基礎を作るという話を聞いたことがある。手塚治虫自身が、自分の描いたミッキーマウスがあまりにも本物に近いので、ディズニーに売りつけたいくらいだと言ったとか言わないとか。
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