先日、職場の同僚ジャック(81歳)、リチャード、そしてマリアと連れ立って、お気に入りの和食料理店「おかん」で晩御飯を食べました。煮物、魚、うなぎ入りの卵焼きなど、三人とも大喜びで食べてました。
何の脈絡か、ジャックが突然、
「shit! (くそ!)の語源を知ってる?」
と切り出しました。昔、船で堆肥を運ぶ際、船室に入れておくとメタンガスが溜まって爆発事故を起こすことが頻繁にあったので、船上に置くようになった。そんなことから、「Ship High In Transit(船荷を高く積め)」という言葉の頭文字を取ってshit と言うようになった、というエピソードを紹介してくれました(後で調べたらどうやらガセネタのようですが)。
長々と話を聞いたあと、リチャードが
「面白いね。面白いけど晩飯時に聞きたい話じゃないよね。」
とコメント。あっけらかんと高笑いした後、ジャックが
「すまんすまん。年取ると、そういうの全然気にならなくなっちゃうんだよね。いや、歳じゃないな。ボクの困った性癖というべきか。」
と言いました。この時使った単語が、
Idiosyncrasy (イディオシンクラシー)
です。前々から使ってみたいと思ってた単語で、「性癖」とか「特異性」などを指します。つまり、その人特有の癖ですね。考える時に唇を噛む癖などもそうです。
That’s her idiosyncrasy.
響きといい綴りといい、惚れ惚れするくらいカッコイイ単語だ。そう思うのは私だけでしょうか?
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