出勤途上、アパートの駐車場を出た直後でした。別の駐車場出口から走り出してすれ違った車から、カシャーンと何か黒い物が落ちるのが見えました。携帯電話っぽかったな、あのまま放っておくと他の車に轢かれちゃうな、と気になり、Uターンして拾ってみたらiPhone。アパートのオフィスに届けようと考えたけど、7時半じゃまだ開いてない。歩道に置いておこうかな、と思ったけど誰か心無い人に持っていかれちゃうかもしれない。オフィスが開くまで待ってたら遅刻しちゃう。どうしよう…。そのまま佇んでいたら、ちょっと前に猛スピードで駐車場に入って来た車から飛び出して来たアラブ系の若者が、キョロキョロしながらこちらへ歩いて来ました。
「これ?」
とiPhoneを差し出すと、ぱっと顔が明るくなり、
“Thank you man!”
と言いました。そして一旦車へ向かってから振り返り、
“You’re a life saver, man!”
と続けました。
朝からちょっと良いことしたな、と嬉しく思いながら、どうも最後の「メーン」が引っかかります。
「あんた命の恩人だぜ、メーン!」
それって、きちんとお礼言ったことになるのかな?この「メーン」は喜怒哀楽すべてに使われる感嘆詞らしいんだけど、実際には「くそっ」って言いたくなる場面でよく聞くので、あまりポジティブな印象がないんです。これが果たして今朝の状況に適した英語表現なのかどうか、今度アメリカ人に聞いてみようと思います。
2010年6月26日土曜日
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Hey, men!
返信削除どうやら、アーメンとはかなり違いそうだ。
メンメンよくきくよね。但し教科書や、ビジネス会話(と言われるテキスト)にはもちろん出てこない。
どんなニュアンスなんだろう?
ぜひ、聞いてみてください。
今日ようやく同僚エリカに確認できました。やはり友達同士(しかも男同士)で、ごく砕けた会話にしか使わないと思う、とのこと。ビジネスやフォーマルな状況で使うことはまずないそうです。電話を拾ってあげた彼は、普段からあまりあらたまった会話に慣れていない人だと見ました。
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