2010年8月18日水曜日

White Elephant ありがた迷惑な贈り物?

月曜、火曜と二日間、社外トレーニングを受けて来ました。Practical CPM Scheduling というのがテーマで、Primavera(プリマベーラ)というソフトウェアの上級コースです。社内でエキスパートを名乗って来た私ですが、このトレーニングの後、自分は何も分かってなかったんだなあ、と目の覚める思いがしました。

熟練インストラクターのロンは、私が抱えていた無数の疑問を悉く解消してくれて、鼻づまりがすっかり治ったような爽快な気分でした。今回悟ったのですが、聞きたいことが山ほどあると授業中眠くならないんです(昔から私は、大抵の授業で居眠りしてました)。眠い授業にしない秘訣は、生徒が疑問で頭を一杯にして臨むことだ!

さて、ロンが授業の中で使った英語表現に、こんなのがありました。

Primavera is another white elephant for IT people.
IT担当者たちにとってプリマベーラは、またも現れたWhite Elephant なんだ。

何?白い象?なんのこっちゃだったので、帰宅してすぐ調べました。「厄介者」、「無用の長物」という訳が一般的のようですが、Wikipediaの語源を読む限りでは、この和訳はちょっとズレてる気がします。東南アジアで繁栄の象徴とされている白い象。これを君主から贈られることは名誉であると同時に、迷惑なことだった。死なないように大事に育てなければならないし、大量のエサが必要なので膨大なコストがかかる。私はこれを、「ありがた迷惑なギフト」と訳したいと思います。

マリアにこの話をしたら、
「シカゴにホワイトエレファントっていうお店があったわよ。家具だとか電化製品とかがわんさか売られてるの。」
と。ついに見切りをつけられた「白い象たち」の集合場所。我が家にはそういうブツ、無いなあ。

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