3時間の時差があるフロリダのプロジェクトに関わり始めてから、多忙な日々が続いています。早朝出勤の繰り返しのせいか、さすがの私も疲れがひどくなってきて、会議中に意識が飛んだり、ケアレスミスを犯す頻度が増えて来ました。これはヤバいな、と思っていた先日、アーバイン支社のリサからの問い合わせメールに返信して帰宅したのですが、翌朝自分のメールを読み返して愕然。全く関係の無いプロジェクトの話を得々と綴っていたのです。
大慌てで謝罪メールを書き、ccに入っていた人たちにも宛てて送りました。弁解の意も込め、こんな文章も付け足して。
“I guess I need a vacation.”
「これは休暇が必要だってことかもね。」
すると複数の人から一斉に、そうだそうだ、休みを取るべきだ、という返信が届き、あれあれ、もしかしたらポカミスやらかしたのは初めてじゃなかったのかな、と不安になりました。
仕事以外でも、水のボトルを左手に持ったまま「水持ってくるの忘れちゃった!」と嘆いたり、夕食後の洗い物(私の担当)がすっかり済んでいるのに気がついて、
「有難う、洗ってくれたんだね。」と妻に感謝したら、
「今さっき自分で洗ってたじゃない。」
と言われたりして、これはいよいよシャレにならんぞ、と血の気が引きました。疲れのせいなのか、単なる「ボケの始まり」なのかは不明ですが、何とかしなければ…。
そんな訳で昨日、何ヶ月ぶりかで休みを取りました。ちょうど息子が春休み中だったので、家族一緒に海辺の街
La Jolla (ラホヤ)へ出かけ、大好きな
Bibby’s Crape Café でランチ。この店のクレープは絶品なのです。私が頼んだのは、ベーコン、玉子、数種のきのこ、トマトなどが入っていて、ベシャメルソースで味付けしてあるもの。もう最高!
その後、皆でラホヤ図書館へ。まるでお洒落な会社の保養所みたいな建物で、静かに座っているだけでリラックス出来ます。
家では、久しぶりの折り紙。ずっと挑戦したかったGrackle という作品。折り紙に取り組んでいる間って、「無の境地」に浸れるんです。どうやらヒーリング的な効果があるみたいで、とっても落ち着きました。
その後、「アメトーク」の古いDVDを鑑賞。大いに笑った後、就寝。
さて、最近まで知らなかったのですが、この日はGood
Friday (聖金曜日)と呼ばれる、キリスト受難の記念日だったのです。イエスが磔にされたことを皆で思い出そう、ということなのですが、問題は、なんでそれが「グッド」と呼ばれるのか?
調べたところ、諸説あるみたいです。有力なのは、「キリストの死そのものは悲劇だが、その結果、復活して信者たちの前に現れることが出来た」のだから「グッド」な出来事と呼ぶべきだろう、というもの。
ふ~ん、なるほどね。まあ何はともあれ、私にとっては全く違った意味で、「グッドフライデー」になったのでした。
一夜明け、心身ともにリフレッシュした私。朝からペットボトルをリサイクル・センターに持って行ったり、近くのガソリンスタンドまで洗車に行ったり、妻に頼まれた買い物をしにショッピングセンター(Trader
Joe’s)へ行ったりしました。すべての用事を終えてトイレへ行き、さて用を足そうと手を伸ばした途端、戦慄が走りました。
なんと、既にズボンのチャックがフル・オープン。え?何で?…一体いつから?
もうちょっと休暇が必要かもしれません…。
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