久しぶりに何の予定も無く、のんびりした日曜日。天気も良かったので、10歳の息子と散歩に行きました。私の肩の高さまで身長が伸びた彼ですが、中身はまだまだ子供。今でも一緒に歩く時は手を繋いで来ます。
前回の定期健診で、ビタミンDが不足気味だからサプリメントで補給するように指導されていた私は、
「お日様に当たると身体の中でビタミンDが作られるんだってさ。」
と散歩の副産物について話しました。すると息子がすかさず掌を上に向け、
「こうやって太陽に手の内側を向けると、ビタミンDが沢山出来るんだって。」
と言います。
「え?そうなの?誰に聞いたの?」
「ミスター・デドリック(息子の担任教師)が言ってたんだよ。」
「へえ。そうなんだ。」
感心した私は、真似して両手を返します。太陽の熱を、掌の表面にチリチリと感じます。すると彼がニヤリと笑い、
「エイプリル・フール!」
と叫びました。
見事に一本取られました。両腕を一杯に伸ばし掌を上に向けて歩いていた私は、あっけにとられた後、大笑い。
息子の成長を感じた午後でした。
2012年4月1日日曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
手のひらを、太陽にぃ~・・・・
返信削除いい話じゃないか。ビタミンDよりいいビタミンが吸収できそうだ。
すてきなエイプリルフール。
息子に「一杯食わされる」というのは、新鮮な体験です。初めてかもしれない。こうしてどんどん大きくなって行くんだなあ。
返信削除嬉しさ半分、寂しさ半分。