ダウンタウン・サンディエゴ支社で、プロジェクトコントロールの人材を増やそうという動きが始まっています。昨日の朝はテリーのオフィスで最初の候補者との面接があり、私も参加を要請されました。三十前後と見られるブロンド女性が現れ、私とテリー、セシリアとミケーラとで質問攻めにしました。
今日はアーバイン支社で行われたプロジェクトマネジメント・トレーニング・プログラム策定会議に電話で参加。南カリフォルニア地域を統括するエリック、そしてナンバー2のリサから、
「昨日の人、どう思った?」
と意見を聞かれました。
「とても良い人だという印象ですね。経験も豊富で、戦力になると思いますよ。」
「シンスケの直属の部下になると想定して、どう思う?」
と、エリック。
「うまくやっていけると思います。」
何か気になることはないか、という質問に、ちょっと考えてからこう答えました。
「そうですね。気になることと言えば、受け答えがちょっとスムーズ過ぎる気がしたんですよね。緊張のかけらも感じられなかったし。本当に優秀だからそうなのか、それとも単に面接の特訓を重ねた成果なのか、私には見分けがつかなかったんですよ。」
これに対するリサのコメントがこれ。
“We should always take a leap of faith on that.”
「そういうのはもうリープ・オブ・フェイスするしかないわね。」
Leap of faith (信仰に基づいた跳躍)をする、つまり理屈抜きでエイヤっと決断する、一か八か賭けてみる、そういう意味のフレーズです。今回の場合、候補者の真の実力は面接で見抜けない、大当たりかもしれないしハズレかもしれない。ここはもう賭けてみるしかない、そういうことでしょう。
すぐに頭に浮かんだのは、浅田真央ちゃん。乾坤一擲、トリプルアクセル!
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