2010年12月25日土曜日

On the back burner 後回し

昨日のこと。クリスマス目前で休みの人が多いため、仕事がピタリと止まっています。誰からもメールが来ない。ヒマ人同士、同僚リチャードと話していた時、
「あまりにもヒマだから、保険金請求用のレシート整理をすることにしたよ。ずっと後回しにしてたんだ。」
と言いました。この時、「ずっと後回しにいていた」の部分を、英語でこう表現しました。

It has been on the back burner.

ちょっと自信が無かったので、このフレーズがシチュエーション的に正しいのかどうか尋ねたところ、正解とのこと。ほっとしました。

この言い回し、サンディエゴで働き始めた8年前に同僚ケヴィンから聞いたのが最初でした。この時、二つの点で混乱しました。「バーナー」と聞くと、炎の力で鉄板などを焼き切ったりする道具を想像してしまうのですが、これは日本語でいう「キッチンコンロ」を意味しています。ここに「バック」を付けることで、「キッチンコンロの奥の方」となるわけなのですが、「バーナー」が横に二つ並んでるパターンに慣れていた私は、「奥の方ってどういうこと?」と疑問符アタマになっちゃったのですね。

でも、アメリカのキッチンコンロって、四つついてるのが標準みたいなんです。だから「奥の方のコンロに置いてある」、つまり「後回しにしている」というイメージがOKなんですね。今年でアメリカ暮らしも10年の私。ようやく違和感無く使えるようになったイディオムなのでした。

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