今日の午後、会議が終わって出席者とひとしきり無駄話を楽しみました。植物学者のジョナサンが、先日メキシコ旅行で釣ってきたキハダマグロを自宅で燻製にした話を披露。なんと、ダンボールで即席燻製装置を作っちゃったのだそうです。
“Jonathan is a renaissance man.”
「ジョナサンはルネサンスな人なのよ(発音は「レナサ~ンス」)。
ん?なんだそれ?
分からないので、その後すぐに同僚ステヴを訪ねます。
「ああ、それはね、ありとあらゆる分野の知識がある人のことだよ。そう言われてみれば、確かにジョナサンは多才だね。」とステヴ。
「じゃあさステヴ、確か君は人類学者でありながら、ポケモンゲームの全米大会ファイナリストでもあるでしょ。君もルネサンスな人って言えるんじゃないの?」
と私。
“That doesn’t qualify.”
「その程度じゃ不十分だよ。」
とステヴが笑います。
「ルネサンス時代には、第一線の哲学者でもあり科学者でもあり、さらに有名な画家でもある、なんて天才がごろごろいたでしょ。ダヴィンチとかミケランジェロとか。そういう人を指す表現だから、ポケモンゲーム程度じゃ全然ダメだよ。」と謙遜するステヴ。
う~ん、ダヴィンチか。それはハードルが高いな。日本人だったら、立花隆とか荒俣宏のレベルかしら。とりあえず、私の和訳はこれ。
“He is a renaissance man.”
「彼は博学なのよ。」
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