PM Accreditation というプログラムの施行が、先月発表されたのです。これは、社員がプロジェクトマネジャーとしての知識や技術を持ち合わせているかどうかをテストし、合格なら正式にPMとして認めようじゃないか、という話です。Certification(サーティフィケーション)が資格の「証明」を指すのに対し、Accreditation(アクレデテーション)は資格の「認定」を意味します。PMI(プロジェクトマネジメント協会)のような独立機関が個人に対し、PM能力の証明をするのがCertification(サーティフィケーション)で、今回は会社が社員ひとりひとりのPMとしての実力を「認定」するわけですね。
プロジェクトの業務内容に精通しているから、とか、クライアントの信頼を受けているから、などという曖昧な理由でPMの座に就くことは金輪際許されない。そういう厳しいメッセージとして受け止めた人達に、戦慄が走りました。現実問題として、今の時点でPMを名乗っている社員もポジションから下ろされる可能性もあるのですから、事は深刻です。
「PhD(博士号)を持っているからとか、この手の仕事を20年もやっているからというだけで、その人間がPMとして優秀であるとは限らない。俺達はビジネスをやってるんだ。この機会にそういう甘えた輩を外して、会社の損失を食い止めるべきだ。」
と歓迎する人と、
「このプログラムが原因で、技術的に優秀な人間が会社を去るかもしれない。」
という懸念を漏らす人がいます。
「シンスケにとっては追い風だよね。PM重視の風潮が高まることで、君にヘルプを求める声も大きくなるだろうからね。」
と言ってくれる人もチラホラ。
私の目下の悩みは、Accreditationという単語が発音しにくいことです。この話題が出て意見を求められた時、三回に二回は必ずつっかえてしまうのです。
あくれでてーしょん、あくれでてーしょん。
あ~言いにくい!
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