二週間ほど前、旅費の精算の承認をボスのリックにお願いしたのですが、待てども待てどもなしのつぶて。そのうち時間切れになったようで、決裁は彼のボスのクリスへ自動的に転送されていたことが分かりました。
クリスからリックへのメールがこれ。
“Aren’t you signing Shinsuke’s expense reports?”
「シンスケの旅費精算書には君がサインするんじゃなかったのか?」
それに対するリックの返信に、手が止まりました。
“Yes, it was a SNAFU.”
「そうなんだ。SNAFUだよ。」
SNAFU?なんじゃそりゃ。彼が更に続けます。
“They came to me last week and I opened them on my Blackberry and then failed to follow up when I got to my computer.”
「先週受け取ってブラックベリーで一旦開いたんだけど、コンピュータで処理しようと思ってるうちに忘れちゃったんだよ。」
う~ん、この手がかりだけじゃ、SNAFU が何だかちっとも分からん。さっそく同僚マリアに質問。まず、なんて発音するの?
「スナフー(ふーの部分を強調)よ。しっちゃかめっちゃかな状態で何かをしくじった時に使うの。」
「あのさ、さっきネットで調べたら、これは “Situation Normal All Fucked Up” の略だって出てたんだ。最後の三つは分かるけど、シチュエーション・ノーマルが何のことか分からないんだ。教えてくれる?」
「え?そうだったの?分かんない。全然意味通じないわよねえ。」
そんなわけで、物知りのディックに聞いてみました。
「All fucked up は分かるよね。何もかも滅茶苦茶になってるって意味。シチュエーション・ノーマルは、いつもと変わらないってことだね。つまり、別に意外でも何でもなく、いつもの通り、しっちゃかめっちゃかになってる状況を指してるわけ。もともと軍隊で使われてたフレーズだよ。」
なるほどね。私の和訳です。
“Yes, it was a SNAFU.”
「そうなんだ。おなじみのドタバタだよ。」
どうでしょう?
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