今朝のウォールストリートジャーナルに、イリノイ州の前知事が懲役14年の判決を受けたという記事が載っていました。「入廷前は余裕たっぷりだったのに、さすがにショックを隠しきれない面持ちで退廷した。」写真には、彼が右手でOKサインを作って記者団をかきわけて進む様子が。
記事の見出しに “A-OK” という言葉が使われていたのを見て、おやっと思いました。これ、「エイ・オーケイ」と発音するのですが、この “A” はそもそも何だっけ?
映画「マルホランド・ドライブ」でナオミ・ワッツ演ずるベティが、友達になったばかりのリタに、
“Everything is A-Okay.”
と言って励ます場面があります。どうしてわざわざAを付けるのか分からなかったので、以前同僚エリカに聞いたところ、
「Aクラス、つまり最高にオーケーだってことじゃないかしら?」
と答えてくれたのですが、真偽のほどを確認するには至りませんでした。
で、今回あらためて調査してびっくり。私はずっと、親指と人差し指でマルを作るジェスチャーが「OK」だと思っていたのですが、実はこれこそが「A-OK」だったのですね。もともとは、NASAの広報官だったジョン・パワーズが、フリーダム・セブン号の打ち上げが計画通りに進んでいた時、「万事順調」という意味で使って流行らせたのが始まりのようです。これに関して作家トム・ウルフは、小説「ライト・スタッフ」の中で、「NASAの技術者が無線交信のテスト中、Aの音の方がOよりも通りが良いことに気付いてA-OKと言うようになった。これをパワーズが頂いたのだ。」と書いているそうです(ここ全部、ウィキペディアから)。
じゃ、そもそもOKって何なんだ?調べてみたら、こっちの語源は34種類も説があることを知り、直ちに追求を断念しました。
2011年12月8日木曜日
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ドナルド フェイゲンのアルバム、ナイトフライのIGYに正にA OKが登場。OKにそんなに諸説あるほうに驚き。
返信削除ドナルド・フェイゲン。渋いとこ行くね。っていうか、よく知らないけど。
返信削除ちなみに青木功は、アメリカのツアーでは「アイサオ・エイオウキィ」と呼ばれてました。