オレンジ支社の同僚アンが、長い産休を終えて職場に戻って来ました。昨日から今日にかけて質問メールが立て続けに何通も届き、張り切ってる様子がビンビン伝わってきます。
2月にスタートしたプロジェクトに関するメールでは、
「ついさっき気付いたんだけど、あの時さんざん話し合って決めたことが、データに反映されてないみたいなの。」
と言った後、こう続きます。
“or if we had an epiphany and decided to go with another way of setting this up?”
「もしかしたら私たち、突然ひらめいて違う方法でセッティングすることに決めたんだっけ?」
この Epiphany (エピファニー)ですが、そのうち使ってみたい単語のひとつ。一般には「突然のひらめき」とか「啓示」などと訳されるようですが、「キリスト教の祭日」でもある、と辞書に出ています。
ここでちょっと悩ましくなります。
もしも宗教的な意味合いの強い言葉であれば、気軽に使えないのです。クリスチャンに対して「たった今、神のお告げがあったよ」などと言うと、「なんだこいつ、信仰も無いくせに神の話を持ち出しやがって」と、気分を害する可能性もあるので。
さっそく、敬虔なクリスチャンで元ボスのエドに尋ねます。
「う~ん、宗教的な意味は特に無いと思うよ。ただ単に、A light bulb goes off. (電球がパッと点く)って感じで使ってるなあ。」
と、頭の上で掌を開いてみせました。
次に、同僚リチャードのオフィスへ。
「宗教的な文脈で使われるのを聞いたことは無いな。普通に使っていいんじゃない?I had a goddamn epiphany! っなんてこと言わない限り大丈夫だよ(笑)。」
良かった。このフレーズ、もう安心して「普段使い」が出来ます。
“I had an epiphany!”
「ひらめいたぞ!」
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