2010年11月8日月曜日

Play by ear 臨機応変に対応する

職場にはほぼ毎日弁当を持って行ってますが、金曜だけは外食です。というのも、職場の仲間と誘い合って食べに行くことが多いから。先週も、同僚マリアと11時を回った頃、「今日はどうする?」という話になりました。
「エドが行こうって言ってるんだけど、彼、今、電話会議中なのよ。」
確かに私の隣にある彼のオフィスのドアは閉まっており、中から彼の話し声が聞こえます。
「12時までに終わらない可能性もあるって言ってたから、もしかしたら出発が遅くなるかも。」
とマリア。
「う~ん。それは困ったな。僕は1時から電話会議が入ってるんだよね。あまり出発が遅くなるようだと、単独で行かざるを得ないな。」
その時マリアがこう言いました。

“Let’s play by ear.”
状況に応じて決めましょう。

これ、何度か聞いたことのある表現だけど、ぴんと来なくて今まで使ったことがありません。文字通りに解釈すると、「楽譜を見ずに演奏しよう」です。目ではなく、耳で音を拾って楽器を演奏しようということ。でも問題は、「何故音楽の話題じゃないのにこの表現を使うのか」です。

で、先ほど調べました。これは、「楽譜を見ずに演奏する」が「楽譜なしで何でも弾ける」に発展し、さらに「計画せずとも状況に応じて行動できる」へと意味を広げたためのようです。これでやっと腑に落ちました。

2 件のコメント:

  1. 耳コピ。
    っていうのを思い出した。本題とはちょっと違うかもしれないけど。
    何を隠そう、楽譜を読むのは苦手だし、ものすごく遅いです。だから、耳コピ。私の耳は正確なのです。絶対にはずさないよ。高校の時の文化祭バンドも完全耳コピ。そっか、それをplay by earというんだ、もともとは。(違う?)

    このお話の流れで言うと、「ま、とりあえず先に行っとくか?」みたいなことかな?

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  2. それは羨ましい!耳コピ出来たらどんなに楽しいだろう。

    うちは最近、知り合いから安価でヤマハのクラヴィノーバを譲ってもらいました。大好きな Gerry Mulligan の Night Lights を弾きたいと思ってさっそく挑戦。CD聴きながら、右手の主旋律は何とか拾えたんだけど、左手の方はさっぱり。どの鍵盤がどんな音を出すのか、全く分からない。楽譜があったところであまり役に立たないかもしれないけど、入手しようかな、と思ってます。

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