昨日の電話会議で、ある出席者の女性が、
「それは彼の所轄分野でしょ。だから私が下手にあれこれ動いて彼の領分を侵したくないの。」
と発言。実際には、
“I don’t want to step on his toes.”
と言ったのですが、直訳すると「彼の爪先を踏みたくないの。」
何となく雰囲気で意味が理解出来る言い回しなのですが、私はこの “Toes” に引っかかりました。Toe が「爪先」を指すとすれば、どうして Toes と複数形にするのか?なんで “Step on his toe” じゃいけないの?
で、隣の部屋で働く元上司のエドに尋ねました。すると、
「だって、みんな大抵10個Toe があるだろ?」
「はぁ?」
そう、日本語の「爪先」は足の先端部分を意味し、片足にひとつずつですが、英語では足の指の先すべてをToe と言うらしいのです。親指はBig toe で、小指はLittle toe だとか。だから、もしも
“I don’t want to step on his toe.”
と単数形で言われたら、「え?彼には足の指が一本しかないの?」と相手を戸惑わせてしまうみたいなんです。日本語の「爪先」イコール英語の「Toes(複数形)」なのですね。べんきょーになりました。
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