2012年6月6日水曜日

Cool はどんだけクールなのか?

最近、誰かが

“That’s neat.”
「それはニートだね。」

と呟くのを聞き、ふと疑問が湧きました。ニートって何?複数のアメリカ人に尋ねたのですが、まず間違いなく「クールと一緒だよ。」という答えが返って来ます。いつものことだけど、違いを説明出来る人のなんと少ないことか。
「クールとニートはどう使い分けるの?」
こう質問すると、大抵皆黙ってしまいます。出てくる答えと言えば、
「若い人はニートって言わないね。世代の違いかな。」

どうもはっきりしないので、この手の問題を解説するのに長けている同僚ステヴに相談してみました。
「ニートよりクールの方がややクールだね。」
おお、やっぱりステヴは話が分かる。
「じゃ、グレートとクールだったらどっちが上?」
と私。
「それはグレートの方だな。ちょっと待って。」

ステヴはやおら自分のメモ帳を開き、さらさらと図を書き始めました。手渡された紙に書かれていたのは、褒め言葉の序列。上から順に、

Fantastic
Awesome
Great
Cool
Neat
Good

「そうか、グッドはちっともグッドじゃないのか。」
同僚シャノンが合流し、
「グッドはどちらかというと、可もなく不可もなくって感じよ。」
と教えてくれました。
「子供の成績表にGood って書いてあったら、親はあまり嬉しくないもの。Outstanding (図抜けてる)があったらハッピーね。」

ステヴが私からメモ書きを取り上げ、really を付け足します。
「それぞれにreally を付けると、プラス1点って感じだな。Really good とかね。それとNeat とどっちが上かは微妙なところだけど。そもそも明確な境界線は無いんだよ。」

Fantastic     すっばらしい
Awesome    すんげえ
Great     すごい
Cool      いいじゃ~ん
Neat      いいね
Good     オッケー

日本語にするとこんなところでしょうか。あまり自信ないけど。

7 件のコメント:

  1. excellentは?
    ウルトラマンと、スーパーマンはどちらが強い?

    weirdは?

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  2. 今日、同僚シャノンに聞いてみました。Excellent は、Awesome のフォーマル・バージョンだとのことです。

    ウルトラマンもスーパーマンも正義の味方で対戦しないため、甲乙はつけられないでしょう。

    Weird は褒め言葉じゃないので、この序列には含まれませんね。

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  3. なるほど。
    awesomeのフォーマルバージョンね。
    weirdは、だいぶ以前に英語のテープ(すでに古いね)を聞いてた時に、weirdといった後に、i like itとか、よく言う、と聞いたので、「ミョーだけど、いいね」みたいな感じかと。

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  4. 昨今の日本では「ニート」というと良いイメージを持たれないが・・・
    昔、松原みきの「ニートな午後3時」とかいう唄があったね。

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  5. Weird の新解釈、初耳です。

    松原みきって…。だ、誰?

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  6. あ、だったら聞いてみて。
    ウィアードって、もちろん原義は醜いとか気持ち悪いとかそっち系の言葉だと思います。
    ただ、テープ時代でそういう解説があったということは、ちょっと、奇怪なものをみて、「ちょっと変わってるけど、好き」。そんな感じだと思います。いろいろ解釈はあるんでしょうけど。

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  7. 同僚ステヴとシャノンに質問してみましたが、どちらも「ポジティブな意味で使われるのを聞いたことは一度もない」と言いました。あえてそういう風に使っても良いケースは無いかと尋ねると、「仲の良い友達に、面と向かって冗談めかして言う場合は有りかもね。」だって。

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