5月にスタートした、私の担当プロジェクト。8月に最初のマイルストーン(中間ゴール)をクリアしたのを祝って、同僚セシリアとバーバラが、ちょっとしたパーティーを企画しました。ダウンタウンにある、ボーリング場とスポーツ・バーを合体させたカッコイイお店。ここに昨晩20人ほど集まって、飲み物を手にボーリングに興じました。
昨日の朝のこと。主催者のセシリアが、チームメンバー全員に宛てて一斉メールを流しました。
「前にお知らせした通り、今夜はボーリングでお祝いよ。忘れないでね。」
そしてこう続きます。
“If you haven’t RSVP’d, no worries… just bring yourself down to East Village Tavern and Bowl!”
「もしもまだRSVPしてなくても、気にしないで。ただイーストビレッジ・タバーン・アンド・ボウルに集合すればいいの!」
このメールを受け取った時、私はオレンジ支社にいました。たくさんの英語表現を知っているコンストラクション・マネジャーのトムを発見したので、さっそく質問。
「RSVPってさ、repondez s'il vous plait (英語でrespond if you please)っていうフランス語の略だっていうのは知ってたんだけど、これ、ビジネス・メールで使ってOKなの?」
「フランス語だったのか?知らなかった。その表現は最近じゃ頻繁に使われてるね。俺は使わないけど。パーティーの主催者が席の数や準備する飲み物の量を決めたいような場合、早めに頭数を知っておきたいだろ。俺だったらそれをそのまんまメールに書くけどさ、皆忙しいから字数を減らしたいんだよ。」
「 “RSVP Please.” って表現を良く見るんだけど、本当はおかしいよね。だってプリーズが既にRSVPの一部なんだから。」
「そんなの誰も気にしないよ。」
「 “RSVP ASAP Please.” も有り?」
「うん、有りだね。」
セシリアはRSVPの過去分詞(RSVP’d)を作ってメールに織り込んでたけど、トムはこれも有りだと言います。
「現代社会はスピード命だからな。何でもどんどん縮めちまうのさ。本当はどんな場面でもきちんとした言葉を使うべきだと、俺は思うけどね。」
うん、僕も賛成。
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