週末、Cuyamaca Rancho State Park という州立公園へキャンプに行きました。9歳の息子は焚き火にハマり、大はしゃぎ。公然と何かを燃やすって、現代社会じゃ許されない行為だもんなあ。そりゃ楽しいわ。満天の星空の下、火の周りに座って話をする、という一点だけ取っても、キャンプに行く価値は充分あるな、と実感しました。
土曜の午後、日本人の三家族(大人6名子供6名)で出かけたのですが、我が家だけ素人集団。何を持っていけば良いのかすら見当が付かなかったので、リストを作ってもらいました。テントは貸してくれるし、薪などの大きな買出しもやってもらえるということで、結局うちが用意することになったのは次の数点。
我が家用の寝袋
缶切
軍手
ペットボトル水
サラダ
さっそく出発日の午前中、REI というアウトドア専門店へ出かけて寝袋を三つ購入。このお店、どの店員も「アウトドアが好きでたまらない」という表情で接客してくれるせいで、とても気持ちよくショッピングが出来ます。今回も、私一人に対してクレイグという名の店員が一時間以上もアテンドしてくれて、嫌な顔ひとつせずに十種類以上の寝袋を出したり引っ込めたり。とてもアメリカのお店とは思えない上質なサービスでした。
さて、100%満足の行く寝袋を調達した後、軍手のことを思い出しました。で、クレイグに手袋を探していると告げると、
「それならこっちだよ。」
と案内してくれたのですが、そこにはバイク乗りの好きそうな革手袋がずらり。
「違う違う。ほら、使ったら捨てるような奴。」
「え?使い捨ての手袋?」
当惑するクレイグ。きっとビニール手袋のこと想像してるな。う~ん、弱ったぞ。軍手って英語で何て言うんだ?実はこの店に来る前に、ウォルマートで散々探した挙句、店員に何て聞けば良いか分からなかったので、諦めたのでした。
「革じゃなくてさ、ほら、大工仕事とか畑仕事とかする際に使う奴だよ。」
暫く宙を見つめていたクレイグが、はっとして言いました。
“I got it. You meant workers gloves!”
「分かった。ワーカーズ・グローブのことでしょ!」
労働者用(ワーカーズ)手袋?そのまんまじゃん。ちょっと拍子抜けでした。
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