2013年12月31日火曜日

Frostbite フロストバイト

去年ボストンから転勤して来た同僚サラが、先日こんなメールを職場のみんなに送りました。

Brrr, watch out for frostbite people!
ブルブル、みなさんフロストバイトにご用心!

フロストバイトというのは凍傷のこと。Frost が「霜」でBite は「噛む」ですから、なんとなくイメージが湧きますね。
メールに添付されたリンクには、南カリフォルニアに訪れた寒波を報道する映像を繋ぎ合わせたものが...。

「木の葉が風に吹かれて飛んでいます!」
「髪の毛が強風で乱れてしまいます!」
「ある男性はウィンドブレーカーまで着ています。」
「スターバックスでは、店内を訪れるよりドライブスルーを選ぶ人が多くなっています。」

年間を通して温暖な南カリフォルニアの住民たちは、ちょっとした寒さにも哀れなほどうろたえてしまうのです。番組はこれを笑い飛ばしているのですね。そういう私も、家族で一番の軟弱者。寒さは大の苦手です。出来ることなら冬の無い土地で一生を送りたい…。

しかしながら、今年は有給休暇をまとめ取りし、クリスマスから元旦にかけてミシガンにある妻の実家を訪問中。昨日まで三日間は、みんなでカナダを旅行してました。ナイアガラの滝には大勢の観光客が押しかけ、耳がちぎれそうな寒さの中、大自然の迫力を楽しんでいました。

帰宅途上に立ち寄ったLake St. Clair (セントクレア湖)は完全に凍結していて、Ice Fishing (穴釣り)を楽しむ人がチラホラ。12歳の息子は大はしゃぎで氷上を歩き、釣り人たちを見に行きました。妻も平気でどんどん沖へ。私は厳重に重ね着した上、車内で義父母と暖を取りながら待ちました。なんで私はこんなにひ弱なんでしょう?

湖を去る時、今から釣りへ向かおうという出で立ちの若い男たちとすれ違ったのですが、その一人はなんと、半袖Tシャツ姿でした。ズボンが少しずり落ちていて、下着のパンツまで見えてました。ひえ~!


2 件のコメント:

  1. 寒い冬を過ごしたんですね。
    寒いといえば妻の実家ハルピンも半端じゃありません。マイナス20から30℃くらい。もう何年も前ですが、買い物に出たとき、完全凍結の道で何度転んだことか。耳も鼻も痛くて痛くて。
    「ごめんなさい」というしかないくらいでした。
    ナイアガラ、懐かしいな。

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  2. どんな寒い土地でも人は暮らせるんだなあと思ったよ。ハルビンの方がミシガンよりずっと寒いんだね。
    ところで、ナイアガラからアメリカに戻ったその日、大瀧詠一さんの訃報を見ました。合掌。

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