昨夜おそく、二週間の夏休みを終えてサンディエゴに戻りました。四年ぶりの一時帰国だったためか、日米の違いが前回より一層強く心に残りました。特に印象的だったのは、接客態度の違い。
自宅にコンタクトレンズを忘れて来た息子の眼鏡を作ろうと大船のZoff を訪れた際、まだ小学生の息子に対して、まるでいっぱしの大人を扱うみたいに敬語を使う店員さんを見て驚愕する私。旅行日程が進むにつれ、それはこの店に限ったことじゃないと気づき、更にびっくり。あれ?昔からこうだったっけ?
銀座の東急ハンズで旅行用携帯歯磨きケース(800円くらい)を購入した際、女性店員が商品の入った袋を両手で恭しく差し出し、
「お気をつけてお持ち帰りください。」
と言うのを聞いた時は、ひええ~っ!とのけぞりそうになりました。ここは宮中か?
渡米してからこっち、粗暴な接客態度の店員に慣れていた私。旅行中、どこへ行っても礼儀正しい人ばかりで、うわあ、日本人ってちゃんとしてるなあ、と感心しました。
二週間の滞在を終え、ロサンゼルスの空港に到着。自家用車を預けていたQuikPark という業者に電話をかけて送迎者を回してもらい、停留所まで荷物を引きずって行ったところ、3秒も待たずにシャトルバスが到着。勢い良く飛び出して来た運転手が、
「ヘ~イ!パーフェクト・タイミングだっただろ~!」
と満面の笑顔で我々のバッグをてきぱきと積み込み始めました。作業の間中も休むことなく盛んにジョークを飛ばしていて、まるで映画「ビバリーヒルズ・コップ」のエディ・マーフィーみたい。妻と顔を見合わせ、
「こういうのもいいね。」
とクスクス笑いました。
さて、今回の旅行のハイライト、隅田川花火大会。友人宅の屋上から鑑賞しました。開始30分で豪雨がやって来て後半は中止になりましたが、いいものを見せてもらいました。
美しくも儚い花火の記憶。
暫くはノスタルジーに浸れそうです。
なんでもかんでも敬語を使えばいいというものではないよね。状況に応じた、相手に応じた対応ってのが、極意なんだろうね。
返信削除接客業の人がほぼ100パーセント超丁寧だっていうのは、国際的に見たら異常だよね。そういえば香港で飯食った時、ウェイトレスが箸を投げてよこしたっけ。ありえないよね、日本では。
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