2012年10月8日月曜日

Like a chicken with its head cut off. パニクってる

金曜日は朝の7時半からフロリダのプロジェクトチームと電話会議がありました。彼らが工事スケジュールの変更内容を伝え、サンディエゴにいる私がプリマベーラ(スケジュール・ソフト)をウェブ上で操作して彼らの確認を得る、という段取り。

真っ先に参加して来たのが、若いマイク。通常はもう一人のマイクとやり取りしているのですが、今回の更新内容は若いマイクの担当も含んでいたので、彼に助力を求めたのです。5分後にもうひとりマイクが加わり、後はPMのルーを待つばかりとなりました。
サンディエゴで朝7時半はフロリダ時間だと10時半。今回の電話会議は長引くことが予想されたため、彼らのランチタイム突入は避けられない見通し。若いマイクがランチ・デリバリーの手配を始めました。
「何がいい?サンドイッチ?ピザ?」
おじさんマイクがサンドイッチを選択。若いマイクが中身の特定を促します。

「ハムとスイスチーズ、それにピクルスをつけてくれ。俺はあのピクルスが大好物なんだ。」
「オーケー。ピクルスね。」

そして一拍置いて、若いマイクが尋ねます。

「シンスケは何にする?」

こういうボケに対する素早いツッコミが英語で出来ればかっこいいんだけど、まだまだそのレベルに至らない私。
「あ、じゃあ僕もハムとスイスチーズで…。」

と、どうしようもなく中途半端な切り返し。う~ん、我ながらダサいなあ。
「今週は滅茶苦茶な一週間だったぜ。やっと金曜日だ。」

とため息をつく、おじさんマイク。
「ルーはオフィスにいないの?」

と私。
「今朝見かけたよ。もうすぐ現れるんじゃないか?」

そして彼がこう続けました。
“He’s like a chicken with its head cut off.”

直訳すれば、
「首を切り落とされた鶏みたいだぜ。」

ですが、要するに「パニクってたぜ」ということですね。ニワトリって、首を落とされた後も暫くあたふたと駆け回るらしく、それになぞらえているのです。ルーが大忙しで駆け回っている様子が目に浮かんで、大爆笑してしまいました。
アメリカ人なんだから当たり前なのかもしれないけど、こんな風に軽妙なイディオムが口をついて出て来るなんて羨ましいなあ、と思ったのでした。

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