プロジェクトの予算を立てる際、コンティンジェンシー (Contingency Reserve) を組み込むことが多いが、契約形態が タイム・アンド・マテリアル(Time
& Material)の場合には使うべきでないと聞いた。それは本当か?そして何故か?というのが彼女の質問。
プロジェクトの実施に先立って、起こって欲しくないけど起こるかもしれない事態を予測し、そのための準備金を予算に組み込む。これがコンティンジェンシー
(日本語では「偶発損失準備金」と言うみたいです) で、通常はFirm
Fixed Price (定額契約)のプロジェクトに適用します。
これをどうしてタイム・アンド・マテリアル契約に適用すべきでないのか?例を挙げながら丁寧に解説し、納得した彼女が立ち去った後で、最初のセリフが蘇って来ました。ミケーラは確か、こう言ったのです。
“Can we talk shop?”「ショップを話せる?」
何を聞かれたのか分からず固まっていると、彼女は私の答えを待たずに質問を始めたのでした。
さっそくこの後、同僚ステヴのオフィスを訪ねます。
「ああそれはさ、仕事の話ってことだよ。勤務時間外に誰かと仕事の話をしたい場合に使うフレーズなんだ。たとえば夜、同僚とバーに行くとして、当然仕事を離れたセッティングだから、業務関連の話題を持ち出すのは不適切でしょ。」
「ふうん。でもショップって何よ?ぴんと来ないんだよね。」「ショップは仕事って意味もあるんだよ。」
「え?そうなの?」
これは便利なフレーズを憶えました。確かに、飲んでる席でどうしても仕事の話をしたい時なんかは、こういう軽いノリの切り出し方が有効だと思います。
“Can we talk shop?”「仕事の話していい?」
0 件のコメント:
コメントを投稿