熟練PMの同僚ダグとペアを組み、心肺停止状態で横たわる人の両側に立った場合を想定して、一連の行動を練習します。一方が蘇生を試みる人(リーダー)、もう一人がそれを補助する人。
1.リーダーが患者の肩を軽く何度か叩き、大丈夫か、聞こえるか、と呼びかける。
2.リーダーが十数秒間患者の胸と腹を観察し、動いていないことを確認する。
3.リーダーが補助者の目を見て
“Call
911! Get an AED! And come back!” と叫ぶ。
4.リーダーが心臓マッサージと人工呼吸を繰り返す間、補助者は911番(日本の119番)に電話をかけ、AEDを取って戻って来る。
さて、このAED(エイ・イー・ディー)ですが、私には初耳でした(正式にはAutomatic External
Defibrillator)。これは公的な施設などに大抵配備されている機械で、日本語では「自動対外式除細動器」。心臓に電気ショックを与えて蘇生させるための装置なのです。一昨日の夕方、アフタースクールで遊ぶ息子を迎えに彼の中学校へ出向いた際、壁にAEDが設置されているのに気づきました。何十回も目にしていたはずなのに、これまではその存在を全く認識していませんでした。今回の訓練は、この発見だけを取っても意義深いものでした。
講習会を受けた日の翌朝のこと。給湯室で同僚ダグとバッタリ会った際、前日の訓練の感想を述べようと口を開きかけた時、彼がいきなり私の肩をパタパタと叩き、こう耳元で叫びました。
「大丈夫か?聞こえるか?」
やられた!密かに用意していてたボケをダグに取られました。
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