月曜朝、シドニーに到着しました。これから二週間、ニンジャとして支社のサポートをします。オーストラリア初上陸。若い頃ならきっちり予習してから来たでしょうが、このところすっかり横着になっている私は、ほぼ予習ゼロで乗り込んじゃいました。
出発前は、同僚達から散々「ワイルドな土地で冒険してこい」的な冷やかしを受けて来ました。部下のカンチーに至っては、「カンガルーの捕まえ方」というYouTubeビデオのリンクまで送って来る始末。ところが空港からシャトルバスに乗り、ホテル前で降りてみてびっくり。どでかい街じゃん!隣には巨大ショッピングモール。ユニクロまで入ってる!通りを足早に行きかう人波を、縫うようにして進みます。
チェックインしてシャワーを浴び、近くの一風堂(大人気!)でラーメンを食べてから支社ビルへ。全面ガラス張り、チョコレート色のメタル部材、リアルウッドと間接照明、それに溢れんばかりの緑で彩られた現代的建築。アメリカ国内でもこんなお洒落なオフィス無いぞ。すげ~じゃんシドニー!さっそく写真を沢山撮って、部下のシャノンにテキストします。
各フロアの簡易キッチンには、銀色に光る本格的エスプレッソマシンが備え付けてあります。飛行機の中でもホテルのカフェでも気づいていたのだけど、コーヒーが実にウマいのです。アメリカで普段飲んでいるコーヒーは、もはや「コーヒー味の熱湯」としか思えない。
一日目を終え、翌朝ホテルのレストランで朝食をとった際、見慣れない光景に気付きます。なんと、本物のミツバチの巣がセットされていて、ここから滴るハチミツをすくって頂くようになっている。ううむ、なんと上質なライフスタイル。アメリカで数えきれないほどホテルに泊まって来たけど、こんなの見たことないぞ。侮り難しシドニー、そしてオーストラリア!
田舎者丸出しでミツバチの巣を撮影し、シャノンにテキストします。彼女がすかさず返信。
“You’re living it up,
aren’t you?”
「リブ・イット・アップしてるんでしょ!」
ん? どういう意味だ?ネットで調べたところ、「贅沢をする」とか「派手に暮らす」という意味でした。
“You’re living it up,
aren’t you?”
「豪遊してるんでしょ!」
いやいや仕事してるんだよ、と斬り返しつつ、こんな出張だったら何度でも来たいもんだ、と内心ほくそ笑む私。大統領選挙後のアメリカにすっかり幻滅していた妻は、一連の写メを見て、
「移住?」
と返信して来ました。
いいかも…。
オーストラリアは想像以上に豊かな国なんだね。
返信削除でも、シドニーの家賃は結構高いみたいダヨ
http://blog.livedoor.jp/erdbeere0712/tag/%E7%89%A9%E4%BE%A1?p=4
滞在中には「セカチュー」にも行ってみるのカナ?
シドニー支社の人は郊外から電車やバスで通ってるんだってさ。そりゃそうだろうな。セカチューってエアーズロックのこと?今回は無理そうだ。残念!
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