最近、ファイナンシャル・アドバイザーのパトリックという男性と話すチャンスがありました。まだ40代の彼ですが、その気になればいつでも引退出来るそうです。生活のクオリティ維持や子供たちの将来のためにまだ暫く働くつもりだし、何より誰かの役に立っている毎日が楽しい、と笑って話してくれました。
余裕があって羨ましいな、きっと順風満帆にやってきたんだろうな、と思っていたら、学校出てから数年間は鬼のように働いたよ、と言います。大した学歴も無かった彼は、生命保険の外交員からキャリアをスタートしたそうです。当時のスケジュール帳を開いて、夜でも土日でも厭わず営業活動に励んでいた様子を見せてくれました。
「営業で一番キツイのが、人から拒絶される経験が毎日続くことなんだよね。でもそこを乗り越えなきゃ、この仕事は出来ない。ほら、こういう言い回しがあるでしょ。」
そこで彼の口から飛び出したのが、この表現。
“Some will, some won’t, so what?”
SとWで始まる単語を畳みかけて韻を踏んでいるこのフレーズ。単純に訳せば、
「そうする人も、しない人も。それがどした?」
ですね。パトリックの話の流れから言えば、
「気に入ってくれる人もいれば、拒絶する人もいる。気に病む必要は無いよ。」
といったところでしょう。目の前のことにベストを尽くして前進を続けろ。ネガティブな反応を真に受けてくよくよするな。そういう教えですね。
これ、営業マンだけでなく、大抵の「挫けそうな状況」に適用出来ると思います。
確かに、ナンパ師とか勧誘の人にはドンピシャ当てはまるネ(笑)
返信削除日本では若くして成功しても、若隠居して後の人生を満喫しようみたいな話はあまり聞かないねぇ。。。勤勉は宝なりって思想が世の中を支配しているからかな。最近では、「定年延長で65歳まで働けるのに60歳で辞めて悠々自適ですか」なんて言葉がアチコチで聞かれるしね。
そうだね。ヤワなハートじゃナンパ師は務まらないね。務めたくもないけど。
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