2016年8月13日土曜日

Toned Body トーンされたボディ

金曜の午後は、ヘルスコーチとの電話がありました。これは、社員の健康のために会社が毎年無料で提供しているサービスです。月に一回程度、あてがわれたパーソナル・コーチと電話でヘルス・チェックをし、健康維持を図るのが目的。今回のコーチは、ジョイという女性。

「初回の今日は、私から色々質問しますね。まず、長期と短期の目標から伺います。」

半年後にどうなっていたいか、という質問に、ちょっと考えてからこう答えます。

「今年の初めにアパートから一戸建てへ引っ越してからというもの、全く運動しなくなったんです。以前はアパート内のジムに通ってたんですけどね。お蔭で体幹がすっかり弱っていて、先月は久しぶりに腰痛が復活したんです。これはやばいと思いつつ、なかなかエクササイズを日々のスケジュールに組み込めない。これは誰かにケツを叩いてもらわなきゃ、と思ってこのプログラムに応募したんです。」

「分かりました。それで、六ヶ月後にどうなっていたいんですか?」

あ、そうか。それを聞かれてたんだっけ。

「ま、体幹トレーニングで腰痛を抹殺すると同時にですね…。」

これだけじゃ病人みたいだな、と思ったので、こう付け加えます。

“I want to feel good about myself again.”
「自信を取り戻したいですね.

相槌を打ちながらも、納得していない様子のコーチ。

「なるほど。それは具体的にどういうことですか?どうすれば自信が取り戻せるのですか?」

「ほら、シャワー浴びる前とか、鏡の中の自分を見て嫌な気分になる、そういうのを止めたいんですよ。横っ腹の贅肉なんか見ても楽しくないじゃないですか。」

ここで、ようやく合点がいったと言わんばかりに声を強め、ジョイがこう応えます。

“OK, you want to be toned!”
「分かったわ。トーンされたいのね!」

ん?トーンされる?

「その通り!」

と調子を合わせたものの、いまいち意味が分かりません。

「後日、トレーニング内容を記した資料を送ります。二週間後の今日、途中経過を確認するために電話しますね。頑張って下さい。」

ううむ、何の途中経過を確認されるんだろう?

電話を切った後、急いでオンライン辞書をチェックしたところ、Toneは、「カラートーン(色調)」とか「声のトーン」とかで使われる「調子」という意味の名詞であるとともに、「固くする、強くする」という動詞でもあることを知りました。ジョイが言いたかったのは、こういうことですね。

“OK, you want to be toned!”
「分かったわ。引き締めたいのね!」

Toned Body(引き締まった肉体)を手に入れるため、まずはカレンダーにエクササイズの予定を書き込みました。二週間でどこまでトーン出来るか、楽しみです。


2 件のコメント:

  1. 結果にコミットするには2週間ではチョット厳しいんでないかい?相当ハードにやっても2か月はかかるのでは・・・
    http://www.j-cast.com/2015/10/23248789.html

    腰痛にはコレが効くと一時日本ではブームだったけどね。
    http://matome.naver.jp/odai/2131605461913781301

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  2. いやいや、そんなに結果を焦ってる訳じゃないんだよね。とりあえず運動する習慣を取り戻せれば成功、ということで。ハードル低過ぎ?

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